退職することに踏ん切りがつかなかった私を後押ししたスピーチ

今私は「退職して本当に良かった」と自分の現状に満足して日々を送っています。

でも実際に退職することを意識すると新しいライフスタイルに踏み出す恐怖心のような感覚に襲われ、結局退職するのかしないのか数年くらい悩んでいました。

本当に退職してやっていけるだろうか。

あんなに苦労して勉強もいっぱいして就いた職業、辞めてしまうなんて正しい選択なんだろうか。

おそらくこのまま働いていれば食いっぱくれることもないのに、どうしてわざわざ不安定な状態に身を置く必要があるのか。

社会的な位置づけとしては当面ただの無職になるので社会的信用も失うかもしれない・・・。

などなど。

そんな時、You Tubu でスティーブジョブズ氏のスタンフォード大学卒業式での式辞スピーチを見ました。

とても有名なスピーチなので見たことがある方も多いかと思いますが、私にはとても心に響くスピーチでした。

そのスピーチは3つの話で構成されています。うまく要約できていないかもしれませんが、悪しからず。

1.点と点を結ぶ

ジョブズ氏は、大学をドロップアウトしてから受けたカリグラフィの知識が、その後のマッキントッシュの設計の際に多大なる影響を与えていることを例に挙げこんなことを話しています。

自分が人生において何がしたいのか、それを見つけるために大学が役立つのか分からないにもかかわらず、両親が生涯をかけて貯めた財産を食いつくしていると感じ退学。

退学後、自分の好奇心と直感にしたがって動き回っているうちに出会ったものの多くが、後から振り返ると計り知れない価値をもつものとなった

勿論その時はその後の人生においてそれらが役に立つとは思ってもみなかった。

先を読んで点と点をつなぐことなんてできず、後で振りかえってはじめてできる。だから点と点が将来必ずどこかで結ばれると信じなければならない

それが皆の通る道とは外れても、自分の心に従う自信が生まれ、これが大きな違いをもたらしてくれる

2.愛と敗北

自分が作った会社アップルを30歳の時に取締役会で首にされ打ちのめされた時の話。

時々人生ではレンガで頭を殴られたかのようにひどい出来事に出会うけれど、信念を投げ出してはいけない。

仕事に心に満足するためには、素晴らしいと信じる仕事に取り組み、そしてその仕事を愛することである。

もしまだ見つけていないのであれば、探し続けましょう一つの場所に固まっていてはいけない

3.死

ガンを宣告されて死を目前に意識したときの話。

もし今日が人生の最後の日だとすれば、今日今からやろうとしていることは本当にやりたいことだろうかと毎朝問いかけ、答えが「NO」である日が続くとそろそろ何かを変えなければいけない時が来ている。

死は誰一人として逃れた人はおらず、あなたの時間は限られている。他の誰かの人生を生きてあなたの時間を無駄にしてはいけない

他人の意見に惑わされて、自分の内なる心の声を聞き逃さないように

そして心や直感に従う勇気を持つように。その直感はあなたが何になりたいのかよく知っている

そして最後に「Stay hungry, Stay foolish」と卒業生に贈っています。

 

そこで自分に問いかけてみました。

私は今の仕事を愛しているのか→No

今これから通勤して会社の席につき、いつもの業務をこなすことが本当にやりたいことなのか→No

こうやって安定した職業につき給料をもらって生きることこそまっとうな間違いない人生だ

→これって一体誰の価値観?私の価値観じゃないな。他人の人生生きてるよね・・・。

明日このまま死んだら後悔する→Yes

私の直感って?

→こんなライフスタイルはなんか違う・・・。このままじゃ、きっと来年も再来年もその後もずっとずっとこんな風に思いながら生きている。

いつまで同じこと(思い)を繰り返しているの?変化しなくちゃだめだ。

 

退職するまでこんなことを考えていました。

ジョブズ氏のスピーチだけで決意にいたったわけではもちろんないけれど、自分の心と対話する助けになった印象に残るスピーチです。

退職してセミリタイア、それなりに人生の大きな決断となる人の方が多いかと思うし、そこにはいろんな葛藤だったり不安だったりがあると思うのですが、

なにか響くものがあるかもしれないスピーチですよ。

 

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2 Responses to “退職することに踏ん切りがつかなかった私を後押ししたスピーチ”

  1. 観楓 より:

    はじめまして。

    自分も1年半ほど前に退職を決めましたが、その時はやっていけるのかどうか非常に迷いました。

    ジョブズ氏のこの有名なスピーチも非常に勇気づけられますが、その時自分の背中を押してくれたのは、DropBoxのCEO ドリュー・ヒューストンがMITの卒業式で行った人生は30,000日というスピーチでした。

    参考:http://u-note.me/note/47486002

    もちろんこれだけで決めたわけではありませんが、こういう有名になるスピーチというのは、やはり人生で重大な決断を下すときの1つのきっかけになりますね。

    • nana より:

      観楓さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
      さっそく教えていただいたドリュー・ヒューストン氏のスピーチ観ました。

      彼が電卓をたたいて計算して焦ったという、消費した人生の日数が9000日でもうすでに3分の1近く消費しているという事実、
      私も同じように電卓をたたくと、すでに半分近くを消費してしまっていることになります。
      人生で与えられた時間は有限。大事にしたいとあらためて思いました。
      人生をよりよいものにするために、無駄にできる時間なんて一日もないですね。

      いいスピーチのご紹介どうもありがとうございました。
      きっと私や観楓さんが悩んだのと同じように、人生の選択に迷っていたり悩んでいる人の参考になると思います。

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