田舎で観劇はもうしない・・・。

淡路島に移住し、「都会が恋しい」なんて気持ちになったことはなかったのですが、

最近ほんの少し都会が恋しくなる出来事がありました。

 

先日、某有名劇団の地方公演に出かけた時の事。

地方公演、大阪などの大都市ではなく、いわゆる「地方」の公演です。

私は今までその劇団の公演は東京でしか観たことがなかったのですが、

淡路島から気軽に行ける地方でその劇団の公演があるとのことで行ってみたのです。

 

文化施設はこんなにも違いがあるんだと実感せざるを得ない

「なーんだ、わざわざ東京なんかに住んでなくたって、同じ劇団の同じパフォーマンスが観られるんだねー。」

そう思いながらチケットをネットで予約。コンビニ受け取り。

ここまでは本当に東京のような都会にいなくたってオッケー。

会場へは車で行きましたが、無料駐車場に渋滞もなく、並ぶこともなくスイスイっと駐車完了!

「いやー、やっぱり地方って楽だわ~。」なんていい気分。

 

ここまでは良かったんですけどね、

会場の雰囲気を見た瞬間、正直「あれれ・・・。」って思ってしまいました。

 

施設自体がどう見ても古い感じがしたし、都会の施設の洗練された雰囲気とは程遠い。

時代遅れな雰囲気を醸し出す緞帳が吊るされた舞台、

その舞台自体ももちろんコンパクトサイズ。

音響に詳しいわけではないですが、そんな私でも違いに気づいてしまいます。

 

観劇とかって、やっぱり非日常というかその雰囲気全体を楽しみにしているので正直に言ってがっかりしました。

劇団のパーフォーマンスの良さが2割減くらいに感じてしまったんですよ・・・。

やっぱり「箱」って大事なんですねぇ。

 

あと、これは地方だからというわけではなくたまたまかもしれませんが、酷いマナーの観客に遭遇・・・。

隣に座っていた子供3人とその両親のマナーが酷すぎてびっくりしました。

私はS席を取ったんですけど、視界が開けるようにという配慮なのか、前の列が2列くらい空席設定だったんですね。

その子供たちがなんと、上演中ずっと前のシートの上に両足をかけているんですよ・・・。

その親はスマートフォンを見てて、暗くなった会場で青白く顔が照らされてるっていう・・・・。

もちろん子供たちのお行儀の悪さを注意することもない。

「あのー、ここはあなたたち家族のリビングですか?」

って心の中でドン引きですよ。

 

そして最後のカーテンコールがあるのに、知らない人が多数なのか、幕がおりたらすぐに離席しぞろぞろと帰っちゃう観客たち。

カーテンコールで再び幕が上がった時には大勢の人が帰り始めてるなんて、さぞかし劇団の方々もびっくりしたことでしょう・・・。

 

素敵だとは言い難い「箱」・酷いマナーの家族・観劇に不慣れな?お客さん

 

観劇において、劇団のパフォーマンスそのものだけでなく「場の雰囲気も楽しみの一つだ」と思っている私は、

この3点セットで「地方での観劇はもういいや」と思ってしまいました。

 

ちなみにここ淡路島にはそういった有名劇団の公演はそもそもありません。

ちょくちょく友人に会いに東京へ出かけるので、

その際にそういうものは楽しもうと思った次第です。

 

う~ん、地方公演、都会と遜色のないものを楽しめると何の疑いもなく期待していた分、残念でした。

文化的な楽しみに関しては都会の方がやっぱりいいんじゃないかなぁ。

田舎への移住、そういうものを日常的に楽しみたい方はちょっと辛いかも。

 

2 Responses to “田舎で観劇はもうしない・・・。”

  1. yazirobe777 より:

    こんばんは
    残念な体験でしたね。
    ダメを一つ発見したと割り切るしかない所でしょうか・・・
    ある種の舞台芸能は観客もスキルを求められますので公演が積み重なれば箱自体は改善するのは難しいですが、客は洗練していくかもしれません。
    主催者も地方公演の難しさは感じると思いますが、種まき的な意味もあるのでしょう。都市においても観客の数は減っているようですから。

    • nana より:

      ヤジロベーさん、こんにちは。
      地方在住者は都市部在住者と比べると観劇のチャンスが圧倒的に少ないわけで、そういう場所でのマナーというか作法というかそういうことに不慣れな人が多いのは仕方のないことだと理解はしてるのですが、想像を超えていたところがあり、都市部からの地方移住検討者で「観劇を月に何度も楽しみたい」とかっていうタイプの人はちょっと覚悟してたほうがいいことかもなぁと思い記事にしました。

      なんでも初めてのことは「誰だって分からない」、
      こんな記事を書いた私自身も田舎の地方出身者ですので、東京での初めての観劇は、少し緊張しつつとりあえず周りから浮かないように行動することに徹していただけでした(笑)。洗練された観客とは程遠いですσ^_^;

      ちなみに先日東京でオペラ観賞をしてきましたが、箱も、観客も違和感なく過ごせ、「非日常の雰囲気」に酔うことができました(^_^)v
      これからも観劇は東京だなぁ〜。

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