就職「超」氷河期世代だから仕事をなかなか捨てられなかった

1993年から2005年までを巷では「就職氷河期」というんだそうですね。

この世代に該当する人は誰しも仕事を得ることに苦労があったんじゃないかなあと思います。

 

私の世代が就職活動をしていた年はまさに「超」氷河期。

大卒の求人倍率が1を割っていました(0.99)。

就職氷河期の約10年間の中でも1を割った年はこの年だけなんですよ。

あれほどに騒がれたリーマンショック後でさえ、1.2~2でした。

※大卒の求人倍率の数字自体がどこまで信頼性があるかいろいろありますが、

いずれにせよ同じデータの出し方をしてこういう結果のようなので雰囲気は掴めるかと。

 

他の世代の人には到底想像できないと思うほど、今振り返っても本当に酷かった。

絶対自分の親世代やバブル世代とは分かり合えない部分だとさえ思う(笑)。

 

書店にはエントリシートの書き方や面接の必勝法を指南する本があふれ、そういったセミナー屋さんの活動も活発だったと記憶しています。

 

100社エントリーも当たり前、都市伝説なのか300社とかいうのも聞いたことがありました。

「就職はもう無理だ」と、経済的に許される学生の中にはとりあえず大学院へなんてのもよく聞きました。

大学院進学も経済的に許されず、就職も決まらない、そういう学生はフリーター、派遣社員になっていったのかなぁ?

 

仕事を本当に苦労して手に入れたからなかなか手放せないのかな

先日学生時代の友人と話をしていたときのこと。

「こんなに正社員の仕事に執着して手放せないのは、就職すること自体がものすごく大変だったからじゃないか?」

なんて話になりました。

 

壮絶な椅子とりゲームに勝つべく、ものすごい努力をした、苦労したという気持ちがやっぱりどこかにあって、

もうあんな思いをしたくはないというのもありますが、

「あんなに苦労して努力して得たものを捨ててしまうなんて、あの頃の努力や苦労が水の泡、すべてを否定してしまうなんてそんなことできない。」

ってのも大きいよね~って。

 

自分たちより若い20代の人たちから見たら、

「何そんなに仕事にがっついてしがみついてんの?ダッサーイ(笑)」

って感じかもねぇ・・・。なんて話になりました。

 

私も仕事を手放すまで、やっぱり一番葛藤があったのはこの部分でしたから・・・。

「あんなに苦労したのに捨てるの?じゃぁあの努力・苦労は無駄だったよね・・・。」

今振り返っても最後の方はもうこの感情だけで通勤してましたね。

 

就職「超」氷河期世代でも悪いことばかりじゃないよ

なんかただの愚痴っぽいかんじになっちゃってますが、

就職「超」氷河期世代にヒットしてしまったこと自体を今となっては悪いことばかりでもなかったと思っています。

これ本当ですよ。

 

いい時代を生きてきて、最後まで逃げ切れるならそりゃ~心から羨ましいんですけど、

歳を重ねて気力体力、最悪知力も落ちてきてからいきなり放り出される方が厳しいと思うから。

 

こんなロストジェネレーションに社会に放り出されたからこそ、

20代前半からすでに国や会社に依存しすぎないことの重要性を刷り込まれたわけなので。

 

そのおかげでぜーんぜん自分の人生を国の政策や会社に委ねようとか、なんていうかいろんなことを期待しようと思わないもの。(できれば年金払い込み分くらいは将来欲しいですけどねぇ・・・。)

 

言ってみれば、

前向きな諦めの境地、達観?

 

当然のことですが、こういった考え方が同世代を象徴しているとは思いませんけど、

私自身はそんな感じです。

 

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6 Responses to “就職「超」氷河期世代だから仕事をなかなか捨てられなかった”

  1. 招き猫の右手 より:

    僕は1997年卒業と就職なんですが、まさに氷河期でした。
    ほんと国にはなんの期待もしていません。
    その代わり国も俺を頼るなよ、という思いです。
    社会的弱者を助けるために資産課税をなんて言い出したらふざけんな、です。俺は国家から面倒観てもらったり助けてもらったつもりなんかないと。
    氷河期世代は国からは何もしてもらえなかった貧乏くじ世代なので、最後は僕らが国を突き放すのもアリでしょう。

    • nana より:

      招き猫の右手さんへ
      氷河期世代って社会人になった瞬間から見捨てられたかのような世代なのに、その反面でずっと国家レベルでの「タカリ」(言葉は悪いけど、そんな感じ)に遭い、挙げ句の果てに「生涯現役」とかいうスローガンのもと終身それが続く、ホント「貧乏くじ世代」です。
      しかも「タカリ」には遭っても、自分達が老人になる頃にはおそらくその逆の立場には立てそうにない・・・。年金制度なんて、正直「国家レベルの詐欺」だとさえ思えてきます・・・。
      資産課税なんて言い出したら日本にいるかも含めて身の振り方を考えるかも。シニア達の利益保護ばかりで、若い世代の希望を奪う国ってどうなんでしょうね。私には子供がいませんが、それでも老人より子供たちが希望を持てる政策にしてほしいとつくづく思いますね。
      私たちの世代ばかりに自立を迫るのでなく、すべての世代に自立を迫り財政を立て直してほしいものです。

  2. 氷河期棄民 より:

    氷河期世代で団結して国へ復讐しましょう

    • nana より:

      氷河期棄民さんも同世代で、あの大変な時代にいろいろ苦労なさったんですかね?
      私はあの時代のおかげで、国や社会に特に今以上を期待してないので、
      現状維持であればもう十分、
      例えば近隣の物騒な独裁国家のように、「いろんな自由や人権が国から奪われるとかじゃなければいいや」っていう諦めと達観の境地なんですよ。
      復讐するほど国(の経済政策)に対してもある意味「もはや興味・関心・期待なし」という感じです。

  3. 通りすがりの野次馬 より:

    ふとしたきっかけでこのページにたどり着きました。日本国外から書いています。
    1浪97年院卒就職の者です。普段世代間争いはほぼスルーしますが,つい書き込みます。キミ達,前年給与×ノルマ達成率(ノルマは給与の10倍)が翌年の給与ね,みたいな会社を転々とし,比較的安定した仕事に就けたのが30半ば,それも関連して子供はいません。
    復讐心,よく分かります。他世代と比べ,非正規雇用,未婚率の高さ(正確な数値は分からないが,感覚的には明らかにそう)もあって,少子高齢化,日本経済破綻を加速させているという点で,ある種の集団的復讐をすでに始めているのかなとも最近思っています。今はまだ,安い賃金でこき使えて(われ),量(人数)もあるから良いでしょうが,15~20年後どうなるんでしょうね?
    会社?政府?カネ(日本円)?そんなものは信用していませんし,初期超氷河期世代に信用できるはずがありません。年金?利率の悪い掛け捨て保険でしょう。ノルマ?責任?職場に思い入れもありません。老後資金をせっせと貯め(日本円以外で),退職したら国外移住予定です。そのために英語,〇〇語,〇〇語の勉強もずっと続けています。死ぬ間際の数年前にちゃっかり戻ってこようかと。でも5年後に破綻は勘弁して欲しいですが。

    • nana より:

      通りすがりの野次馬さん、コメントありがとうございます。

      「あの氷河期って一体何だったのか?」
      最近の売り手市場を見ていると、なんだかこの世代だけが今もなお取り残され、「あんなことはなかったかのようにケアされることなく忘れられた、エアポケット感」を感じます。

      >他世代と比べ,非正規雇用,未婚率の高さ(正確な数値は分からないが,感覚的には明らかにそう)もあって,少子高齢化,日本経済破綻を加速させている
      私も同様に感じることがあります。
      私が大学を卒業したころ、国立大学出身だったにもかかわらず、男性も女性もろくに就職先がなく、就職できても倒産・リストラ・減給。
      家族を養えるほどの「継続した」収入を得られると思える者は周りを見渡しても極々少数。
      自分の身を立て、生き残るので精一杯。
      とてもじゃないけれど、20代で結婚・出産など男女ともに積極的になれそうにない雰囲気だったように思います。
      現に私の大学時代の友人たちは、その多くが30歳を超えて結婚し、30半ば前に駆け込み出産。
      そして結婚出産を経ても、誰一人仕事を手放していません。(当時のトラウマからか、いつどうなるのかなんて分からないという不安感が払しょくできない)

      一方今の20代の若者たちは就職がしやすいせいか、比較的若いうちから結婚・出産に前向きなように感じます。(私のまわりではそんな感じです)
      なので、私たちのあの世代の頃ほど、もしかすると未婚・出生率の低下は進まないのではないかなぁと。
      少なくとも「仕事に就けないという不安感」を理由にした未婚ではない気がしますね。
      どちらかと言うと、従来の一般的なライフスタイル(学校卒業→就職→結婚→出産)に個人的に魅力を感じない、「自由に自分だけの人生を歩みたい」といった個人的な信条からくる非婚は進みそうな気はしますが。

      >会社?政府?カネ(日本円)?そんなものは信用していませんし,初期超氷河期世代に信用できるはずがありません。年金?利率の悪い掛け捨て保険でしょう。ノルマ?責任?職場に思い入れもありません。
      そうなんですよね、あの世代に信用しろって言ってもまぁ無理なんじゃないかなぁって私も思います。
      だって誰も助けてくれなかったし、今も助けてはくれませんし。きっとこれからも助けてくれることはないでしょう。
      でも出発点がそんな感じだったので、何も期待はしていないし、もう今更助けてほしいなどとも思わないです。
      「(国を含む)誰かにどうにかしてもらおう」っていうマインドさえないです。
      「助けてくれないことを20代っていう気力体力がみなぎってるときに、早めに分らせてくれてむしろありがとう。
      これからは自分で勝手にさせてもらいますので、何もしてくれなくていいから邪魔だけはしないでね」って感覚でしょうかね(-.-)

      >老後資金をせっせと貯め(日本円以外で),退職したら国外移住予定です。そのために英語,〇〇語,〇〇語の勉強もずっと続けています。
      従来の多くの日本人ような、日本円一点買いはこれからの時代ちょっと危ないだろうなと私も思います。
      私は自分が日本人だということを差し引いて考えても、なんだかんだ言っても「日本は今のところ世界の中でも非常に暮らしやすいいい国」だと思うので、海外移住は今のところ考えてはいません。
      が、仮に自分の生命・経済に致命的だと感じるような事態が起こりそうだと感じたら、躊躇することなく日本を離れてしまうでしょう(実際海外で生活していたこともあるので、そうすることに抵抗は皆無)。
      愛国心はありますが、自分の命には代えられませんから。
      ですので、海外で暮らせるだけの英語力、行動力は最低限必須だと思いますね。リスク管理の一環として。

      その点、通りすがりの野次馬さんは対策万全ですね!
      私も日本で平和ボケしていないで切磋琢磨し、「常に精神的にも肉体的にもフットワークを軽くしておかなければ」と刺激をいただきました。

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