【鳥取】日本一危険と言われる「三徳山三佛寺の投入堂」まで行ってきた(2)
【鳥取】日本一危険と言われる「三徳山三佛寺の投入堂」まで行ってきた(1)
の続きです。
ここで入山のための手続きをします。
登山届として受付にある台帳に名前を記入し、
その受付にいるスタッフの方から、靴底チェックを受けます。
スニーカーであっても靴底に凹凸がちゃんとなければNG。
この「わらぞうり」に履き替えたら入山できるみたいです。
「草履なんかで山登れるの??」って思ったんですけど、
小学生くらいの子供がこれ履いてスタスタ登ってました(*_*)
受付をすると、こんなたすきを渡されます。
ではいよいよ入山!
立派な大木が立つ森へ。
門があります。入山可能なときのみ開いているみたい。
門をくぐってすぐのところに小川があって、
岩がとても綺麗に苔むしています。
もののけ姫の世界のよう(*^-^*)
っと、余裕でいられるのはここまで~。
これ、道じゃないよ~
「はい?ここですか?ここ登るの?」
見た瞬間、これ道じゃないと・・・。
写真で伝わるか微妙なんですけど、結構な傾斜で、手を地面につかないと進めません。
とくに手すりとかそういったものもありません・・・。
最初の衝撃を受けた後、「役の行者」の像が出現。
順路って書いてあるほうへ進む。
木の根っこに覆われた山の斜面に「一方通行登りの・・・」って札が。
えぇ~、マジですか?これまたロープとか手すりとかそういった類のない山の斜面を登るのですか・・・。
ちなみに木の根っこをよじ登って上から撮ってみた写真がこれ。
もはや道じゃないんですよ・・・。
そして山の斜面、こういう状態じゃないと進めません。
売店にやたら軍手を売ってた意味を知ることになる・・・。
文殊堂に登るポイントで本気で半泣きになった私
文殊堂が頭上に見えてきました。
ここですよ、ここ!最大の難所でした。
前を行く人がしばらく停滞してたので、どうしたのかなって下から見てたんですけど、
その後私も本気で涙ぐむ事態になるとは(T_T)
もうこのポイントは写真どころじゃなかったんで、写真はないですけど、
岩をよじ登るわけなんですよ。
で、その岩のくぼみっていうか足とか手とかを掛けるポイントがはっきりしてなくって、
ほんとセンスっていうか・・・。
私は登る途中で次に足を掛けるところが見つけられなくなって、身動きがとれなくなってしまったのですよ。
そうすると高い場所があまり得意ではないのもあって、急激に恐怖が湧いてきて涙ぐみました・・・・。
最終的には夫に引っ張り上げてもらったんですけど、
もしそうしてもらえなかったらどうしてたんだろう、私。
さっきの半泣きポイントをよじ登って、また難所。
文殊堂にたどり着くには、お堂が立っている岩肌を鎖で登っていきます。
もうねぇ、ロッククライミングですね、これ。
でもここまでの道のりがなかなか衝撃的だったので、
「鎖があるだけマシ~。」
って感覚がすでに麻痺(*_*)
やっとの思いでたどり着いた文殊堂。
そこからの景色は絶景!
でも、転落防止のための柵とかそういうものは全く設置されていないので、
高所恐怖症ぎみの私は足をこれ以上踏み入れるのはムリでした・・・。
というかんじで、この文殊堂周辺が一番私は大変でした。
他にも大変な場所はあるんですけど、ここら辺に比べたら全然っていうもはや感覚麻痺(-.-)
(続く)
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