淡路島のような田舎での中年男性の職探しは中年女性より厳しいらしい
一般的には就職は男性の方が有利なイメージがありませんか。
今の時代は昔と違って男女雇用機会均等なんていうけれど、
それでも特に不景気になってくると女子学生の方が就職活動で苦しむというか・・・。
淡路島に移住してから、少し興味深い話を聞きました。
それは、
「淡路島では意外と女の人は中年であっても仕事を見つけやすいけれど、中年男性の職探しは大変」
だという話です。
これは地元の方からの情報です。
淡路島で一番仕事探しが困難なのが中年男性なのはなぜ
淡路島には大都会のようないわゆるサラリーマン的な仕事がかなり少ないです。
せいぜい役所、信用金庫とかそういった感じしか基本的にはないです。
これは淡路島に限らず、どこの田舎でも同じようなものじゃないでしょうか。
淡路島に移住をする際、淡路島で仕事を探すとなってくると、
求人があるのは、
介護職、農作業の補助(例えば玉ねぎの皮むき作業とか)、観光ホテル関係、飲食店のスタッフなどです。
あとは大型スーパーのレジ打ちとか。
(こういった職種は常に求人しているようで、基本的には万年人不足のようです。)
これらの仕事、中年男性がもちろんだめなわけじゃないけれど、
レジ打ちに中年男性って見かけません、ほぼ100%女性。
飲食店のスタッフ(ホールスタッフ)、大抵女性(中年の方もいます)です。
観光ホテルだって仲居さんや接客スタッフは大抵女性(もちろん中年女性もあり)。
介護職員もおばさん多し。
男性はデイケアとかの送迎バスの運転手さんとかはいるかな。
でも送迎の運転手さん、そんなに人数要らないですからねぇ。
今まであんまり意識して考えたことがなかったんですけど、
確かによくよく周りを見てみると、
中年男性ってどこで働いているんだろうってくらい確かに見かけない。
農業、漁業、自営業者の男性はもちろん年齢問わずいますが、
雇われてる中年男性、一体どこにいるんでしょう・・・。
もちろん変なプライドやこだわりなどないという人ならば、
雇ってもらえなくはないのかもしれませんが。
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東京は中年男性でもまだまだ働き口があるみたいです。
といっても単純なデータ打ち込みとかそういう適度でいいバイトはやっぱり女性のほうが多いんですよ。
もしかしてセミリタイアは女性の方がしやすいのでは、と思います。
男は60まで、あるいは死ぬまで正社員等で働くがデフォルト設計されていて社会に制度として組み込まれている気がします。
やっぱり東京は仕事が豊富ですよね。
”男は60まで、あるいは死ぬまで正社員等で働くがデフォルト設計されていて社会に制度として組み込まれている気がします。”
←これ、そうだと思います。実際そういう人が圧倒的多数なんで、おそらく雇用主も少数派の中年男性をどう扱ったらいいのかよく分からないってのもあるかも。
パート、アルバイト的な軽めのお仕事は女性の方が見つけやすいと感じます。
実際地方在住の私の母、65歳くらいなんですけど、最近もとのパート先からこれまた再雇用のお誘いが来たそうです(断ってましたが)。
女性のセミリタイアは男性より案外やりやすいかもしれませんね。