【移住生活】「田舎には仕事がない」っていうけどそれはちょっと意味が違うだけじゃないかな
「田舎には仕事がない」
これ、よく聞く言葉な気がします。
私もそうなんだろうなぁとぼんやり思っていました。
淡路島に移住する際、淡路で就職活動をするつもりがなかったので、
ここ淡路島で職探しがどれほど難しいのかリアルな実態は今でも知りません。
こちらに実際に移住して、そんなに多くはないですが移住者の方と接触があるんですが、
年金受給世代のリタイア組以外の世代は、みんな何らかの職を得ているんですよね。
そして経済的に窮地に追い込まれて都会へ戻っていくってこともなく、こちらでの生活を続けています。
この間もとある移住者の方とお話しした際、
「移住して○○に就職したんだけど、なんか合わなくてすぐ辞めて今は○○で働いてる」
っておっしゃるんで、
「仕事、なんだかんだ言っても淡路でもあるんですね~。」
なんて会話をしました。
その方はもうアラフィフくらいなんで、決して労働市場で有利な年齢ではないんでしょうけど、
そんなに職探しに苦戦した様子はなかったです。
結局のところ、
田舎には「仕事がない」のではなく、
田舎には「都会で得られるような給与を貰える仕事」がない(少ない)
ってだけなんじゃないかな・・・。
都会で手に入れていたものをそのまま田舎で得ようとするから無理なだけ。
そして自分好みの仕事を都会にいたころの物差しのまんま得ようとしているだけ。
実際こちらで生活してみて思うのは、
そもそも都会で得るような収入、全然必要ないな
ってことです。
生活コストがかからないんですよね。
なんか野菜とか結構もらったりするし。住宅コストも都会とは比べ物にならないし。
プロパンガス料金が高いだろうなぁって恐れてましたが、そんなものは交渉次第。
我が家の場合は、真夏以外は毎日湯船をはり、冬には床暖房も使うのに、
都市ガスだった頃より同じか若干安いくらいで、ちょっとびっくりしています。
※ただ値切ったとかではなく、交渉の末、ガス会社さんが提示する条件をいくつかのんだってのももちろんありますが。
オール電化になんてしなくてよかった~(*^-^*)
おそらく2人暮らしなら、月15万円もあればそんなに貧しい感じでもなく暮らせそう。
(勤め人で、手取り15万円、そこから国民年金・国民健康保険料支払い無しなら余裕で暮らせます。節約家なら貯金もできるでしょうね。)
首都圏に住んでた頃、15万円なんて家賃と駐車場でほぼ消えますからね・・・。
田舎に高給な職がいくら乏しいといっても、
月15万円なら夫婦2人で働けばそんなにハードルの高くない金額だと思いますよ。
これは余談ですけど、
フリーランスなんかの方で、ネット環境さえあれば場所を選ばない仕事をしている方は、
地方に拠点を置いて、必要な時だけ、もしくは行きたいときだけ都会に行くかんじのライフスタイルにすると、凄く資産形成が楽になりますよ。
所得はそのままに、支出は減少ですから、まぁ当たり前ですね。
「絶対に都会に毎日いないと辛い」とかじゃなければ、ほんとおすすめです。
最近のコメント